ツボケアのほほんとブログ

昔ながらの医術のセルフケアと気楽なネタを書き留めているブログです。

健康管理

夏といえば土用の丑の日

真夏はこれからなのにもう夏バテ 今年は特に蒸し暑いです。この感想は毎年更新されている気がしますがね。 湿気で食欲もなくなり手足がダルく考えるのも億劫、脾ひのシステムがくたびれてしまうとそうなります。 脾は人体に備わる五つのシステムの一つ。 人…

ツボケアで春の土用は足場を固める

4/17から立夏前日の5/5まで春の土用 春の土用が来ます。 土用は季節の変わり目、体調の変化に注意したい期間です。 特に消化器系・関節系・手足、そして考え込み過ぎたり、スカッとしないのでイライラしたり、脾のシステムが乱れ易くなるので、管轄している…

季節の変わり目は土用のことなんです

老師、土用にひと息つかないとならないのはナゼです。 昔からそ~なっとるのよ… 納得いきません。冬の期間きっちり備えて春に種まきを始めてこれからってときに。 気持ちはわかるの。そのまま次のステップを踏み出したほうが速いなぁ。 そうですよ気が抜けま…

ツボケアをもうちょっと楽してお得にやりたい

今日はわしもやっとるセルフケアをこっそり伝授ぢゃ。三つのツボに氣を通して練る、それだけで疲労しにくい心身を養える。寒い冬にはもってこいぢゃぞぉ。 とにかく腎を養うツボ腎兪 腎兪じんゆは腎に気をチャージするツボの一つぢゃ。背骨の両脇に盛り上が…

ツボケアで寒さに負けそうな心と体を調えよう

寒さは血行を悪くして神経を鋭くさせる 老師、急に腰が重ダルくなりまして。 水タイプは腰が弱いからのぉ。 特に変わったことはしてないのですが、情けないことです。 寒くなってきたから仕方ないのぉ。 寒くなるとダメですか。 ダメというかなんというか。 …

水エネルギーが働く冬という季節の過ごし方

水は生命の源であり生命の還るところ 自然界では五つのエネルギー、木火土金水を調和させれば寿命を全うできる、という考えを法則にしたものが陰陽五行論。 なにか一つのエネルギーが特に重要ということはなく、その時々によってパワーバランスは移り変わる…

ツボケアの前に四気調神大論のセルフケア

四気調神大論 春の三月を発陳はっちんといい、 しまっていたものが現れてくるとき。 天地にあるもの芽生え、 万物は生き生きと栄え、 陽気が多くなる。 夜になれば寝て日の出と共に起きる。 ゆったりと庭を歩み、 髪をほどいて楽にし、 心を伸びやかにする。…

ツボケアの前に四気調神大論のセルフケア

四気調神大論 春の三月を発陳はっちんといい、 しまっていたものが現れてくるとき。 天地にあるもの芽生え、 万物は生き生きと栄え、 陽気が多くなる。 夜になれば寝て日の出と共に起きる。 ゆったりと庭を歩み、 髪をほどいて楽にし、 心を伸びやかにする。…

ツボケアで食欲の秋の土用をウマいこと過ごしてみよう

秋はなぜ食欲の秋なのか 美味しいものはお腹も気持ちも豊かにしますよね 本日20日より秋の土用になります。 黄色の部分が土用の範囲 土用は季節の変わり目、心身がひと息つくとき。 これまで中心になって秋の心身のケアをしてきた肺はお休みをとって、脾シス…

金の内を治めるエネルギーはホメオスタシスなのかも

酸素を取り込む以外の呼吸の大切な働き 秋は収穫の季節。 肺システムを上手に活用して春夏に投資したエネルギーを回収しようというテーマ、それが秋。 そのためには呼吸をていねいにしてみるのがまずはオススメ。 呼吸とは新しい氣を取り入れ古い氣を手放す…

ため息ついて脳がリセットする秋のセルフケア

ため息をつくのは気分が落ち込んでるとき 秋は五臓の肺システムの働きが活発です。 活発ということは働きすぎることもあり、そうなれば疲れるということ。 肺が疲れると心身の衛りが弱くなるので、まずは風邪をひきやすくなったりします。 https://tsubocare…

ツボケアが風邪のひき始めで衛りきる

風邪のひき始めなら肺システムで防衛できます 金エネルギーは内へ縮む力があり、それを心身に応用したのが肺システムの衛る働き。 肺は呼吸をすることで氣を全身に巡らせ心身を内から調えています。 内と外は皮膚が境になります。 ですから、氣を全身に巡ら…

ツボケアでそろそろ秋に備えていきませんか

秋は呼吸で氣を巡らせる 春から始まった一年も半分過ぎました。 芽吹かせ生い茂らせてきた自分、ここからはエネルギーを外へ向けずに内へしまっていきましょう。 それが収穫の季節、秋の過ごし方。 春は肝が血で心身を目覚めさせ、夏は心が血で燃え上がらせ…

肺のシステムってそもそもなにしてるのか氣になる方へ

金は内に縮むエネルギー 始まることで終わることができるように、五行では相応しい順番で働ことでお互いを活かせます。 春に始まった季節は、夏に盛りとなり、秋に整えていくことで一年の締めくくりへ向かいます。 締めくくりへ向う秋のエネルギー、それを昔…

本当の秋が来る前の残暑にオススメのセルフケア

春もそうだっだけれど暦の上での秋もピンとこない とにかく暑い。 昼間が暑いのはともかく、寝苦しいのはたまらない。 クーラーつけて寝ているけれど、寒がりのご主人が途中でとめるから暑がりの私はぜんぜん寝られない、と訴える患者さんの多いこと。 ご夫…

自然派の方へオススメしたいツボケア以外のナチュラルな秋のセルフケア

東洋医学の古典より秋のセルフケアについて抜粋 秋の三月を容平といい、 安らぎ静かに実を結ぶとき。 天の気は急に、 地の気は明らかに、 陽気はおさめられてゆく。 鶏と共に早寝早起きをする。 穏やかな心持ちで 秋の厳しさを緩やかに受けとり、 神気を収斂…

今日から8/6まで夏の土用です。

この投稿をInstagramで見る 森慶一郎(@tsubocare)がシェアした投稿 おはようございます。 今日から立秋前の8/6まで土用になります。 夏の土用は 3日後の23㈯土用の丑の日に鰻を食べることが が有名です。 これは、土用に夏の湿気の威力が加味されていつもの…

ツボケアで土用と夏バテはまとめてなんとかなるかも

なんで夏バテはココロもカラダもダルくなるのか 7月23日㈯が土用丑の日です。 明日から立秋前の8/7まで『土用』になります。 土用とは、立春・立夏・立秋・立冬の前に、春夏秋冬を繋いでいくために存在する四季の準備期間、のようなものです。 この期間中、心身…

寒くなく代謝のいい季節に始めたい九竅洗浄のセルフケア

九竅とは体内と外界を繋ぐもの 九竅きゅうけつとは、体内と外界を直接繋ぎ氣を出入りをさせる穴のこと。 https://tsubocare.blog/inyou/2626/ 目・耳・鼻それぞれ二つ、そして口、肛門、外尿道口がそれぞれ一つ、合計九つの穴。 歯ミガキや舌ブラッシングは…

土用とは土の神が土を用いる期間でもあるそうです

土用にウナギを食べるのはどうしてか 老師。 なんぢゃな。 もうすぐ土用の丑の日です。 おぉよく覚えてたのぉ。 そりゃそうですよウナギの日ですから♪ まぁ覚えとるだけエエわな。 インヨージャーでウナギの支給とかないんですか。 ないな。 えーっ!そうい…

土のエネルギーが営む脾システム

土の繋ぎ留めるエネルギーが脾を営む 四季はスイッチひとつで切り替わるわけでなく、なんとなくの流れで気づかないうちに替わっていきます。 だから四季を繋ぐように土用があることも気づかれないことが多いようです。 土用とは繋ぎ留める作用のある土エネル…

下痢はひとまず病院へ行ってからツボケアを

下痢などの急激な症状はまず病院へ 今朝から下痢で… 下痢か… なんとかならないですか。 下痢はなぁ病院行ってほしいのぉ… ツボケアないんですか? ないことはないんぢゃが、下痢みたいな急激な変化をする体調不良はまず病院へ行くべきなんぢゃ。 どうしてで…

生まれながらにしてあなたの中にある五つのパワー

火と水で上下の関係、金と木で内外の関係、土でそれらを繋げ、宇宙のパワーバランスはととのっています。 自然界の五つのパワー 五行とは自然を成り立たせている五つのパワーのこと。 自然が大宇宙とすれば人は小宇宙、特徴的なエネルギー木火土金水もくかど…

ツボケアで微弱な電流を巡らせ人体を活性化してみたら

微弱電流で回復力促進 巷ではマイクロカレントやハイボルテージといった電気信号の伝わりに工夫をして、高い治療効果を出していると言われている方法があります。 なかでもマイクロカレント、日本語では微弱電流という電気信号を患部に施すものは、患部の細…

梅雨時には脾を後押しするセルフケア

梅雨になると土エネルギーは弱まりやすい しまった、梅雨がこんなに早く来るとは思ってなかった。そんなこんなで早速ですが、梅雨のセルフケアをお伝えしていきたい、と思います。 その前に梅雨の主役をご紹介。 それは土エネルギー、もう何度か出てきました…

ツボケアで人体を六面体に見立てて効率良く体調管理

◆体質によって体調のクセがある 例えば肩コリ。右肩ばかりコルとか、肩より背中の方がコルとか、首のそばがコルとか、肩コリと言っても人それぞれ。その差は、そう言ってよければ、個人的な体の使い方のクセの積み重ねで起こります。例えば、右肩コルなら右…

ツボケアでなんとかしてみよう臀部から下肢の坐骨神経痛

老師、お尻が痛いです。 どこが痛いんぢゃな? お尻の奥のほうが、じわじわ痛いんです。長い時間は座ってられないです。 それは坐骨神経痛かもしれんのぉ。 坐骨神経痛ってなんです。 坐骨神経が痛みを伝えてることを言うんぢゃ。神経はそもそも脳から出て手…

四診とは東洋医学独特の診断術

望聞問切からなる診断術が四診 昔ながらの医術では望診ぼうしん聞診ぶんしん問診もんしん切診せっしん四つの方法を使って人を観察して臓腑経絡の様子を知り治療方針を決めます。 ①望診 顔色や顔つきなどパッと目立つところを観察します。 目や爪=肝舌=心口…

あなたの診方を覚えたらもっとあなたの味方になれる

洋の東西を問わず舌は体調を写す鏡 西洋医学的には、舌の表面は薄い粘膜でできているので、その下に在る血管の状態がわかりやすく、盛んな新陳代謝で細胞も三日ほどで入れ替わり、ほぼリアルタイムな体調が反映されやすいと言われています。昔ながらの医術的…

血管のストレッチで心システムを後押ししてアンチエイジング

血管が軟らかいと循環器系がトラブルを起こしにくい NHK『あしたが変わるトリセツショー』で血管について教えていただきました。脳の機能が低下しにくく、循環器系のトラブルも少ない、住民のほとんどが長寿のある部族について、その秘密を調べたそうです。…