ツボケアのほほんとブログ

昔ながらの医術のセルフケアと気楽なネタを書き留めているブログです。

初めての方に

ツボケアをもうちょっと楽してお得にやりたい

今日はわしもやっとるセルフケアをこっそり伝授ぢゃ。三つのツボに氣を通して練る、それだけで疲労しにくい心身を養える。寒い冬にはもってこいぢゃぞぉ。 とにかく腎を養うツボ腎兪 腎兪じんゆは腎に気をチャージするツボの一つぢゃ。背骨の両脇に盛り上が…

ツボケアの前に四気調神大論のセルフケア

四気調神大論 春の三月を発陳はっちんといい、 しまっていたものが現れてくるとき。 天地にあるもの芽生え、 万物は生き生きと栄え、 陽気が多くなる。 夜になれば寝て日の出と共に起きる。 ゆったりと庭を歩み、 髪をほどいて楽にし、 心を伸びやかにする。…

寒くなく代謝のいい季節に始めたい九竅洗浄のセルフケア

九竅とは体内と外界を繋ぐもの 九竅きゅうけつとは、体内と外界を直接繋ぎ氣を出入りをさせる穴のこと。 https://tsubocare.blog/inyou/2626/ 目・耳・鼻それぞれ二つ、そして口、肛門、外尿道口がそれぞれ一つ、合計九つの穴。 歯ミガキや舌ブラッシングは…

生まれながらにしてあなたの中にある五つのパワー

火と水で上下の関係、金と木で内外の関係、土でそれらを繋げ、宇宙のパワーバランスはととのっています。 自然界の五つのパワー 五行とは自然を成り立たせている五つのパワーのこと。 自然が大宇宙とすれば人は小宇宙、特徴的なエネルギー木火土金水もくかど…

ツボケアで微弱な電流を巡らせ人体を活性化してみたら

微弱電流で回復力促進 巷ではマイクロカレントやハイボルテージといった電気信号の伝わりに工夫をして、高い治療効果を出していると言われている方法があります。 なかでもマイクロカレント、日本語では微弱電流という電気信号を患部に施すものは、患部の細…

『黄帝内経・素問』陰陽応象大論からゲーテまで

陰とは 空間で言えば地、時間で言えば夜、温感で言えば寒さ、雰囲気で言えば静、物質で言えば特に水。人体で言えば、陰気が内を鎮めて下に降り下の竅から出ることで頭が冴えていられる。その陰気が増せば寒さを感じ浮腫やすくなる、同時に陽気が減れば冷え、…

ツボケアで人体を六面体に見立てて効率良く体調管理

◆体質によって体調のクセがある 例えば肩コリ。右肩ばかりコルとか、肩より背中の方がコルとか、首のそばがコルとか、肩コリと言っても人それぞれ。その差は、そう言ってよければ、個人的な体の使い方のクセの積み重ねで起こります。例えば、右肩コルなら右…

四診とは東洋医学独特の診断術

望聞問切からなる診断術が四診 昔ながらの医術では望診ぼうしん聞診ぶんしん問診もんしん切診せっしん四つの方法を使って人を観察して臓腑経絡の様子を知り治療方針を決めます。 ①望診 顔色や顔つきなどパッと目立つところを観察します。 目や爪=肝舌=心口…

血管のストレッチで心システムを後押ししてアンチエイジング

血管が軟らかいと循環器系がトラブルを起こしにくい NHK『あしたが変わるトリセツショー』で血管について教えていただきました。脳の機能が低下しにくく、循環器系のトラブルも少ない、住民のほとんどが長寿のある部族について、その秘密を調べたそうです。…

ツボケアの源流『生気通天論』からセルフケアのヒントを

天の陰陽が地の五行を生じさせ、地の五行が天の三陰三陽に応じるように、生命は陰陽の交わりにより誕生するものであり、人間は陰陽に通じ合うものである。 その天地人相応の法則に逆らい陰陽の割合が崩れたときに邪気は侵入しやすくなるため、四季の変化に適…

ツボケアで理屈は大切ですが実は感覚も大事なんです♪

気持ちいいところをつきつめてきたのがツボ ツボを圧すとジワーッと気持ちいい感が圧した場所から遠くへ広がることがあります。それを響きと呼びます。鍼を経験した方なら特によくわかると思います。響きはイイ処に当たっているよ、というサイン。じゃあ響き…

ツボケアはほっといて四つのタイプ別セルフケア

疲れて元気がなくなったらケアしてみましょ 生きていくには元気を使います。元気が減ると疲れてきます。元気なく疲れたままでいるとき、風が冷たく感じて風邪をひいたり、物を持ち上げたら腰を傷めたり、花粉にとりつかれて花粉症になったりいわゆる病になる…

ツボケアでは癒せなくなる前に三脈の法で危機管理を

手首と首の脈をみるから三脈の法 早速やってみましょう。①左手を上に向け 左手首の甲側に 右手首の掌を下からあてる②右手の中指で 左手首の親指側の 骨の凸を触れる ③その中指の左右に 人差し指と薬指を添える④左手首の脈を探して そっと触れておく ⑤そのま…

あなたの枝葉の不調を自分でケアしてみませんか?

本治法ほんちほうは体質改善、標治法ひょうちほうは体調管理、とそれぞれ得意分野があります。 今回は体調管理、標治法のコツのひとつをお話したいと思います。 主な経絡は十四本あって、その中の十二本がひとつに繋がって、体を一巡りしていることはお伝え…

鍼灸には即効性が無いというのは都市伝説

あなたが腰痛をなんとかしたいときには何をしてますか? 鎮痛薬飲んだり、湿布貼ったり、マッサージ行ったり…とにかく楽になることなら何でもすることでしょう。 そして楽になって、その後はどうします? 二度と痛くならないようにストレッチしたり、コアを鍛…

五臓には感情も詰め込まれてます

人が消極的なとき心には恐れがあります。ビビって動けなくなる、というのがそれです。五臓の働きからそれを説明してみたいと思います。 五臓はいわゆる臓器のことではありません。それぞれの臓器か担当する機能も込みで、生命維持のためのひとつのシステムと…

相生相克(そうせいそうこく)~生かす五角形と克す五芒星~

木火土金水の五つのシステム(五行)が互いに生かし合う関係を相生といい、互いが打ち克つ関係を相克という。 図に当てはめると… 相生は時計周りで五角形を描く関係。 木をくべると火が燃え上がり、燃えた灰が大地を肥やし、大地の地下深くで鉱物(金)は生じ…

ツボケアのアイテム

道具要らずというのがツボケアの魅力のひとつですが、道具があればちょっと楽にケアできます。 そこで、次のようなアイテムをオススメしておきます。 お灸 モバイル温泉、と言ってもいいアイテム。 ストレスや痛みをやわらげたり、じっくり使えば体質改善に…

ツボのおしかた

とりあえず手で圧してみましょう。親指三本指(人指し・中・薬指)手根(掌の手首部分)などを使い、場所によっては指の腹でなく指先を使うこともあります。 初歩は、ツボの上からその皮膚面に対して垂直に、力がしっかり体の芯に届いていくようにして、息を吐…

セルフケアについて〜注意事項〜

『未病治』をモットーとする鍼灸や湯液や薬膳など大きなくくりとしての中国系の伝統的な医学については、諸先生方それぞれの解釈があり、私自身は鍼灸は基本的にオーダーメイドであると考えていて、ここに記しているセルフケアは大方の人にある程度の効果が…

ツボ(経穴)紹介について~前説~

あらかじめお断りしておきます。 ここで記されることは、明日から直ぐ役に立つとか、心身の不調を瞬く間に解消する、というものではありません。 そういった内容はセルフケアの方でご紹介できたらと考えています。 よくよく考えてみたら、わたしはツボの知識…