ツボケアのほほんとブログ

昔ながらの医術のセルフケアと気楽なネタを書き留めているブログです。

土用とは土の神が土を用いる期間でもあるそうです

土用にウナギを食べるのはどうしてか

老師。

なんぢゃな。

もうすぐ土用の丑の日です。

おぉよく覚えてたのぉ。

そりゃそうですよ
ウナギの日ですから♪

まぁ覚えとるだけエエわな。

インヨージャーで
ウナギの支給とかないんですか。

ないな。

えーっ!
そういうイベントは
大事にしないと…

土用は大事にするが
ウナギはどっちゃでもイイんぢゃ。

どういうことですか。

なんで土用の丑の日
ウナギを食べるのかというと、
消化が良くて栄養価が高いからぢゃ。

なら食べましょうよ♪

消化が良くて
栄養価が高い食べ物、
言い換えると
脾胃ひいに優しい食べ物なら
ウナギぢゃなくても
エエんぢゃよ。

例えば、
土用蜆と呼ばれる『しじみ』、
消化にイイ『うどん』、
滋養強壮は『ヤマイモ』
とかぢゃ。

しじみトロロうどん、ですか…

でもそもそも
なんで脾胃に
優しくするんですか。

えぇっ!
話しとらんか、ワシ。

土用にはどんなことがおこるのか

なんで脾胃に
優しくするかというと、
脾胃が弱るからぢゃ。

なんで脾胃が弱るんですか。

土用だからぢゃ。

どうして土用だと
脾胃が弱るんですか。

土用になると
活躍する五臓は脾、
活躍すると言えば
聞こえはいいが
言い換えたら
疲れるということぢゃよ、
つまり土用は
脾はお疲れになる、
脾と胃は陰陽バディなので
胃も疲れる、
疲れれば弱くなる
というわけぢゃな。

なるほど、
エネルギーが満ちて
頑張れるのはいいけど
頑張り過ぎてしまえば
頑張れなくなる、
というここですかね。

そういうことぢゃ。

だから、
イイ状態をキープ
するためにも、
弱ってしまったら
いたわるためにも、
土用は脾胃に優しく、ぢゃ。

土用の過ごし方のキホンは

脾胃に優しくするには
どうしたらイイですか。

ムリしないことぢゃ。

脾が疲れて弱くなると、
土の繋ぎ留めるパワーが
弱まるから、
まず生命維持の中心の
消化器系が弱くなる、
それと身体を繋いでる
関節もユルくなる、
オマケに精神の天秤
のような思考がグラつく、
だからムリが効かなくなる、
ムリしないのが一番なんぢゃ。

それで、
真夏になると
お腹が調子悪くなったり
食欲なくなったり、
ダルくて手足に
力入らなかったり、
ぼーっとして
やる気が出なかったり
するんですね。

そういうことぢゃよ。

土用に食べやすく
栄養があるもの食べて
のほほんと過ごすのは、
次の季節への下準備
だと割り切って
おればどうかのぉ。

じゃあ、
ガンガンクーラーかけて、
冷たいものたらふく食べて、
好きなように過ごします。

それはそれで
ちと不安ぢゃな。

何事も腹八分でな。

念のため
夏の冷え対策も
頭に入れといた方が
エエかもなぁ。

ありがとうございます。

まとめ

  • 土用にウナギを食べるのは消化が良くて栄養満点だから
  • 土用にはお腹や手足や考える力がユルくなる
  • 土用の過ごし方のキホンはのんびりすること

ところでウナギは…

うどんならなんとかする。